摂大乗論 現代語訳』

岡野守也、羽矢辰夫[訳]

2,310円(税込)

ISBN4-7952-2361-0-X C0015
摂大乗論 現代語訳 人間はなぜ、怒り、恨み、欺き、悩み、傷つけあうのか。心の奥底への深い洞察の光で、その原因とそれだけでなく克服の道をも鮮やかに照らし出す英知の書。フロイトやユングに先立つこと千数百年、すでにみごとに確立されていた大乗仏教の深層心理学=唯識の古典の現代語訳。その現代的な意味を読み解く解題付。

読者の声
  • 古典で重要な意味のあるこのような本が現代語訳でしかも安価に手に入るとは・・・見つけた時は大変嬉しかったです。

    −−−兵庫県(会社員)T・Hさん(36歳男性)

  • ラジオで初めて唯識を知りました。大変評判がよかったそうですが、私も感動した一人です。私は能の勉強をしていますので、ぜひ読みたく購入しました(『能と唯識』他3册)。仏教書の方は沢山ありますが、この唯識の本は今まで見たことがありませんでした。岡野先生にお礼申し上げます。

    −−−京都市M・Yさん(60歳女性)

  • 大乗仏教研究において基本的な重要性をもつ『摂大乗論』が仏教学会においてさえ十分に理解されていかい現状のなかで、岡野氏が羽矢氏と協力して論の本旨を主体的・実存的に読みこなし、いきいきした現代語訳を完成されたこと、およびその出版を貴者が実現されたことの意義は絶大であると思います。仏教学界、思想界、心理学界にもっともっと広く深く知ってもらいたいと思います。

    −−−奈良県(住職・大学講師)S・Gさん(72歳男性)

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