魂のプロセス――自己実現と自己超越を結ぶもの』

フレデリック・ヴィーダマン[著]/高野雅司[訳]

1,995円(税込)

ISBN4-7952-2367-X C0071
魂のプロセス――自己実現と自己超越を結ぶもの 人間としての全体性──なぜ、その獲得は困難で、希なのか? それは、全体性への入口が凄まじいパラドクス(逆説)によって護衛されているためである。`全体a的であるためには、自分を成長させる(自己実現)だけでなく、自分よりも大きな現実へと身を委ねる(自己超越)必要がある。本書は、トランスパーソナル心理学の成果を継承しつつ、自己実現と自己超越との間を絶えまなく循環しているプロセスを「魂のプロセス」とみなし、それに全体性のパラドクス解決の糸口を見出す。著者によれば、魂を復活させ、あらゆる生命への愛というその本質を再認識し、現代に生きるわれわれの指針としてそのプロセスを生きることが、意識的かつ情熱に満ちた人生への最も重要なカギである。

読者の声
  • 『魂のプロセス』を読み終えました。諸富先生が解説で書いておられるように、「2つの世界」を行き来するとはどういうことなのかについて、言葉を与えてくれる書物がなかったように思いますので、とても参考になりました。最近ヴァガヴァン・ダスの"It's here now (Are you?)"という本を流し読みしましたが、かつてラム・ダスが若きヒーローとして描いていた彼の「それから」をみますと、『魂のプロセス』の論点に重なるような人生の課題に苦闘する物語となっていて、なかなか興味深かったです。『スピリチュアル・レボリューション』等、来年も当分楽しみが続きそうでなによりです!

    −−−東京都 会社員 M.Kさん(27歳男性)

  • ひさしぶりに読みごたえのある本に出会えたと思います。とてもおもしろく読めました。

    −−−長野県(クリーニング業)O・Yさん(31歳男性)

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