パーソンセンタード・カウンセリングの実際――ロジャーズのアプローチの新たな展開』

デイヴ・メァーンズ[著]/岡村達也、林幸子、上嶋洋一、山科聖加留[訳]/諸富祥彦[監訳・解説]

1,785円(税込)

ISBN4-7952-2378-5 C0011
パーソンセンタード・カウンセリングの実際――ロジャーズのアプローチの新たな展開 カール・ロジャーズが創始したパーソンセンタード・カウンセリング。欧米におけるその最新の発展の成果と磨き抜かれた臨床実践の実際をわかりやすくまとめたもの。〈主な内容〉治療条件を拡げる/カウンセラーの成長/治療同盟/治療過程/パーソンセンタード精神病理学/イギリスにおけるロジャーズ派カウンセリングに学ぶ(諸富)

読者の声
  • こんなにきめ細かい内容のカウンセリング本には、初めて出会いました。カウンセラーになりたいと思いながら、ボランティア程度であきらめていた再び強い勉学心がわいてきました。ロジャーズの理論は、西洋と東洋の概念を含んでおり、あらゆる人間関係に役立つ自分を知る手がかりがふんだんに盛り込まれています。まさにバイブルのような本だと思います。

    −−−岡山県 大学職員 N.Mさん(35歳女性)

  • ロジャーズを学んでいる私にはとても参考になった。既にロジャーズは古いと言われているのがとても残念だった。 また、ユング、フロイトばかりが知られていて、ロジャーズが一般的に知られていないようなのも、残念だったので大いに意を強くした。

    −−−東京都 Y.Oさん(62歳女性)

  • 平易な文章でわかりやすく、来談者中心療法の新しい動向が書かれており、参考になった。

    −−−東京都 カウンセラー R.Tさん(57歳女性)

  • 専門書であり、非常に重みのある本。アプローチの仕方が他の本と違い参考になった。

    −−−東京都 T.Nさん(57歳女性)

  • 縁あって女性心理療法家と出会い、その方が日本でもかなり研究・臨床を行い、更にアメリカで学んできたという。「臨床の基となるものは何か?」と質問をしたところ、「ロジャーズ」との答え。心理学者に無縁だった私は、彼女の人格を通し、ロジャーズなるものを求め、この本と巡り会った。現在悩める人々が求める、心理学のエッセンスを少々振りかけた本が巷にあふれている。この本はどう生きていこうかという道筋が見えてくる魅力をもっている。それもごく自然に。それが一番大切なものかもしれない。じっくりゆっくり時間をかけて何度も読みたい貴重な一冊です。

    −−−東京都 R.Nさん(38歳女性)

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