すべてあるがままに――フォーカシング・ライフを生きる』

アン・ワイザー・コーネル[著]/バーバラ・マクギャバン[寄稿]/大澤美枝子[訳]

2,520円(税込)

ISBN978-4-434-11069-6
すべてあるがままに――フォーカシング・ライフを生きる 好評既刊『やさしいフォーカシング』『フォーカシング・ニューマニュアル』に続く待望の書の完訳

35年にわたりフォーカシングの研究・実践・普及に尽力してきたアン・ワイザー・コーネルが、最初から最後まで本書で伝えようとしていることは、究極の受容、究極のやさしさ、すべてにイエスと言うこと。本書では、セラピストやカウンセラー、その他援助職の方だけでなく、広く一般の方が、自分の問題に自分で取り組めるように、この究極の哲学を、ただ理論や態度として学ぶだけでなく、例を示しながら具体的にわかりやすく説明し、技法として実際に練習できるように工夫されている――それはまたアンの得意とするところでもある。
《本書の内容》
第1章 すべてあるがままに
●フォーカシングって何? ●フォーカシングの鍵となる三つの見方
●私はどのようにフォーカシングと出会ったか ●私は痛みの中にいます……
●すべてあるがままに ●プレゼンスを促進する ● 「犠牲者」、「批評家」、そして内側との関係
第2章 こころの宝さがし
●「宝さがし」にまつわる話――これまで ●「真ん中で待つこと」:混ざり合った感情の錬金術 ●犬の物語
●フォーカシングでアクション・ブロックを解放する ●究極のやさしさ:内なる批評家の変容
第3章 フォーカシング・パートナーシップ
●(ほとんど)どんなパートナーとでも安全なフォーカシング ●パートナーシップの危険
第4章 促進的言語の機能
●リスニング(傾聴)の力 ●肺癌の家族とのフォーカシング ●質問することへの疑問
第5章 フォーカシング教師のために
●フォーカシングとセラピーの違いは何か? ●「内側との関係によるフォーカシング」の起源と発展
●関係=距離+つながり ●からだ? からだって何? ●完全なフェルトセンス
●幼児期についてのフォーカシング
第6章 最後の言葉
●フォーカシングが(まだ)あまり知られていない五つの理由
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