インテグラル・シンキング――統合的思考のためのフレームワーク』

鈴木規夫[著]

1,890円(税込)

ISBN978-4-434-15784-4 C0011
インテグラル・シンキング――統合的思考のためのフレームワーク

21世紀を生き抜くための、画期的な状況把握・情報整理術

「現代人の試練とは、情報が不足していることではなく、情報が過剰にあるということである。」
ダボス会議の中でも取り上げられたことのある「インテグラル理論」。本書では日本でのインテグラル理論の第一人者が、当理論に基づいた「思考のためのフレームワーク」を紹介。混迷を極める現代社会の処方箋として提供する。
現代社会は、多種・多様な情報の氾濫の中で混乱・麻痺し、危機的な状況に陥っています。このような中で必要とされるものは、状況を統合的に把握し、真に必要なものが何であるかを明確にしてくれる思考の枠組み「フレームワーク」です。また、それは、多忙な日常の中で自然に利用でき、人間の本能的な能力に根ざしたものである必要があるのです。本書では、このような観点に基づき、インテグラル理論をベースにした実践的な思考の「フレームワーク」を解説・提供します。(著者)

本書は、リーダーシップの発揮とグローバルな責任を果たしていく上で、重要な作品である。強く推薦する。
ケン・ウイルバー
President of Integral Institute

◇ 目次 ◇
序 章 統合的に思考するとは
第一章 世界の四領域
第二章 視野狭窄の罠
第三章 知性の成長段階
第四章 対極性の統合
むすび 実践に向けて
資料編

■ 鈴木規夫
インテグラル・ジャパン株式会社代表取締役(http://integraljapan.net/
1972年東京生まれ。California Institute of Integral Studies (CIIS) 博士課程修了。人間の心理的発達と能力開発の領域における研究と実践に取り組んでいる。企業組織における人材育成を主要な活動としており、主に発達段階の測定、リーダーシップ・パイプラインの構築、及び、エグゼクティブ・コーチングとリーダーシップ・トレーニングを担当している。
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