四季の瞑想――クリシュナムルティの一日一話』

J・クリシュナムルティ[著]/こまい ひさよ[訳]

2,310円(税込)

ISBN978-4-434-15942-8 C0011
四季の瞑想――クリシュナムルティの一日一話

日常生活を瞑想の場として生きるためのヒントとなる1年365話

本書に収録された365話は、1933年から1968年にかけて行なわれたクリシュナムルティの講話や対話録から精選されたものである。
これらの言葉を春夏秋冬を通して読み進めることによって、私たちはクリシュナムルティと共に悦ばしい自己発見と自己解放のための旅を辿ることができる。

真理を積み重ねることはできません。蓄積されたものは、必ず破壊され、萎んでしまいます。しかし真理は決して萎むことはありません。なぜなら真理は一つ一つの思考の中に、一つ一つの関係の中に、一つ一つの言葉の中に、一つ一つの身振り手振りの中に、微笑の中に、涙の中に、一瞬一瞬においてのみ発見されるものだからです。そしてもし皆さんや私が真理を見出し、それを生きることができるなら、──生きることこそが、真理を発見することなのですが──、その時には、私たちが布教伝道者となることはないでしょう。私たちは創造的人間となるのです。
(「序文」より)

◇ 目次 ◇
序文
1 月:聴くこと・学ぶこと・権威・自己知
2 月:何かになること・信・行為・善と悪
3 月:依存・執着・関係・恐怖
4 月:欲望・セックス・結婚・情熱
5 月:英知・感情・言葉・条件づけ
6 月:エネルギー・注意・選択なき気づき・暴力
7 月:幸せ・嘆き・傷・悲しみ
8 月:真理・真実在・観察する者と観察されるもの・あるがまま
9 月:知性・思考・知識・精神
10 月:時間・知覚・脳・変容
11 月:生きること・死ぬこと・新生・愛
12 月:独りあること・宗教・神・瞑想

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