グルと弟子の心理学――魂の道を求めて〔II〕』

マリアナ・カプラン[著]、小林真行[訳]

定価(本体1,700円+税)

ISBN978-4-434-20514-9 C0011
グルと弟子の心理学――魂の道を求めて〔II〕

〔I〕 〔II〕 完結

正しい師弟関係を通しての
真のスピリチュアリティ実現へのガイド

師弟関係のさまざまな可能性や問題点について実体験を交えながら論じてきた第一巻に続き、第二巻では、著者自身が受け継いだ非二元の教えの本質に切り込むとともに、今後のスピリチュアリティのあるべきヴィジョンを提示する。後半には、探求のさらなる道しるべとして、長年スピリチュアリティの分野で指導や研究に携わってきた、十三人の教師・研究者への貴重なインタビューを収録。

◇ 本書で扱う主なテーマ ◇

● 人間的な欠陥をどう受け止めるべきか ● 一体性と多様性、合一と分離が存在する理由
● スピリットの顕現としての現実世界 ● グルに対する告発の真偽をどう考えるべきか
●さまざまな背景をもった教師や研究者の見解

“最良の弟子とは、受け入れる準備が整った人のことをいう。マリアナ・カプランは、この点を鋭い筆 致を用いて克明に解き明かしている。強く一読を勧めたい。” ――ゲオルグ・フォイアスティン(『聖なる狂気』の著者)

“真剣に探求を志す人にとっても、霊的な師との絆の本質を理解したい人にとっても必読の書。” ――ジョン・ウェルウッド(『男女のスピリチュアルな旅』の著者)
■ 教師の側の欠陥 ■ 真の力の源泉 ■ 愛という至福のために
■ ワールド・スピリチュアリティのヴィジョン
エピローグ 予想外の顛末──教師に対する虚偽の告発
付章 教師・研究者へのインタビュー

● ヴィマラ・タカール……宇宙の英知による慈悲
● ラム・ダス……ラム・ダスの置かれた窮状
● レウェリン・ヴォーン‐リー……愛する存在との絆
● ジョン・ウェルウッド……東洋と西洋のであい──師弟関係の心理学
● ジョージ・レナード……スピリチュアルな権威性という有害な概念
● ロバート・フレイジャー……道なき砂漠でいかに道を見いだすか
● ラマ・パルデン・ドルマ……自分自身を受け入れる
● チャールズ・タート……人間的な欠陥を許す
● ジェイ・ウッタル……マスターの恩寵
● アーノー・デジャーダン……弟子としてのマスター
● ダニエル・モラン……マスターの影の中で生きる
● ゲオルグ・フォイアスティン……グルの原理の理解
● ブルーノ・バーンハート神父……神になるということ


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