日本人の心のふるさと《かんながら》と近代の霊魂学《スピリチュアリズム》

近藤千雄[著]

2,100円(税込)

ISBN4-434-07608-6 C0014
日本人の心のふるさと《かんながら》と近代の霊魂学《スピリチュアリズム》 高校時代にスピリチュアリズムを知り、
その後『シルバーバーチの霊訓』や『ベールの彼方の生活』などスピリチュアリズム関連書を多数翻訳紹介し、
今話題の江原啓之氏にも大きな影響を与えた著者が、《古神道》の真髄にスピリチュアリズムの観点から迫った労作。


著者は高校時代にスピリチュアリズム思想を知り、心霊実験会(交霊会)にもたびたび出席して、死後の世界の実在を確信。その後数次渡英・渡米して著名霊媒・心霊治療家と親交を深めつつ、スピリチュアリズム関連書を多数翻訳紹介し、わが国におけるスピリチュアリズム思想の紹介・普及に尽力してきた。
本書は、長年にわたるスピリチュアリズム紹介・研究の成果を集大成し、さらにそれを踏まえて古神道の本質に迫った私論集である。大学英文科に在籍した18歳の時から古稀を迎えた今日まで、西欧の近代霊魂学ともいえるスピリチュアリズムに没頭してきて悟ったことは、日本神道の《かんながら》こそ宇宙の霊的摂理を理想的に具現したものであるということで、本書はその私論の集大成である。言うなれば、物質界への私の「置き土産」である。《著者》
《本書の内容》
序章 日本人および日本文化の源流
第一章 《かんながら》の思想の真髄
第二章 浅野和三郎の『龍神遠祖説』
第三章 《かんながら》の表象としての神社
第四章 《かんながら》の歴史的変遷
第五章 日本人の脳の特殊性と言霊
第六章 死後の世界観を塗り変えたスピリチュアリズム
第七章 「現代の啓示」の受信者たち
第八章 人間の霊的構成と死後の階層
第九章 日本的な、あまりに日本人的な霊現象
第十章 稀代の霊的治療家 ハリー・エドワーズ
第十一章 スピリチュアルな旅としての人生
《とっておきのエピソード》
グローバル化が進む霊界組織――あとがきに代えて

【主な訳書】
『古代霊シルバーバーチ・新たなる啓示』『シルバーバーチは語る』『タイタニック・沈没から始まった永遠の旅』『ペットが死ぬとき』『霊的人類史は夜明けを迎える』(以上、ハート出版)『シルバーバーチの霊訓』『古代霊は語る』『ベールの彼方の生活』『母と子の心霊教室』『背後霊の不思議』『コナン・ドイルの心霊学』(以上、潮文社)『スピリチュアリズムの真髄――思想編――』『スピリチュアリズムの真髄――現象編――』『霊訓』『永遠の大道』『個人的存在の彼方』『シルバーバーチは語る』『シルバーバーチの霊訓』『地上人類への最高の福音』(以上、心の道場)『レッドマンのこころ』(北沢図書出版)

読者の声
  • 今、悲しい事件が多く起こっている様に思って心痛んでおりましたが、この本を読みはじめて少しずつわかってきたような気がします。老いていく私自身のあり方も心の正しい方向に導かれて真理が見えてきたような気がして、今、読んでいます。日本人で生まれてきた事に、どのようなメッセージが隠されているのか、近藤先生に与えられた使命が私達にも同じように与えられている事を信じて読んでいます。

    −−−K. J.さん(56歳、女性、主婦、福岡県)

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