シルバーバーチに最敬礼

近藤千雄[著]

1,890円(税込)

ISBN4-434-08425-9 C0014
シルバーバーチに最敬礼 霊言集を完訳した今、「謎」と「なぜ?」を
取っておきの資料と文献で検証する。


これまで『シルバーバーチの霊訓』や『ベールの彼方の生活』などスピリチュアリズム関連書を多数翻訳紹介してきた著者が、その過程で抱いた疑問に答えるために書き下ろした、ファン待望の書。

■シルバーバーチ自身は何者だったのだろうか。
■なぜ今世紀になって出現したのだろうか。
■キリスト教を諸悪の根源のように批判しているが、その根拠は何なのだろうか。
■イエスは本当に磔刑にされたのだろうか。等々……
本書は、シルバーバーチ・シリーズを完訳した今、そうした謎めいたことや「なぜ?」と疑義を挟みたくなることを拾い上げて、可能な限りの資料を駆使してそれらを解明することにより、訳者としての責任を果たしたいという願望から出た企画である。《著者》
[主な内容]
第1部 交霊会にまつわる「謎」と「なぜ?」
「謎」その1◇シルバーバーチの出現は「ある日突然」だったのか?
「謎」その2◇なぜこの時代(二十世紀)に出現したのか?
「謎」その3◇霊言集が出版されるに至った経緯にも不可解な「?」が
「謎」その4◇霊言を活字化して公表する問題でなぜシルバーバーチは一言も口を挟まなかったのか?
「謎」その5◇なぜ地上時代の身分も姓名も明かさなかったのか?
「謎」その6◇バーバネルの死についても「なぜ?」が

第2部 なぜキリスト教を諸悪の根源のように言うのか?
●弾圧に正面から立ち向かった人たち●学者としての本分を貫いた人たち●「事実」と「信仰」のはざ間で悩んだ人たち●イエスの実像は?そして今、霊界でどうしているのか?

第3部 資料・文献集
資料(1) モーリス・バーバネル著:遺稿――「シルバーバーチと私」
資料(2) フレデリック・マイヤース著「死の真相」――『永遠の大道』より
資料(3) ジョン・レナード著「「死」の現象とその過程」――『スピリチュアリズムの真髄』より
資料(4) モーリス・バーバネル著「宗教界による弾圧」――『これがスピリチュアリズムだ』より
資料(5)「イエス自ら語った生い立ち」――『イエス・キリスト――忘れられた物語』より
資料(6)「青年牧師との論争」――A・W・オースティ編『シルバーバーチの霊訓』より
文献(1) ハネン・スワッファー著『「あの世」から帰ってきた英国の新聞王・ノースクリフ』
文献(2) D・ダドレー著『西暦三二五年のキリスト教総会『第一回ニケーア公会議』の真相』

読者の声
  • 何という素晴らしい本をこの時期に出してくれたことでしょう。シルバーバーチの本は全冊読みましたが、改めて、霊が鼓舞するのを新鮮に感じ、よろこびに震えております。近藤千雄氏に大感謝! 最敬礼です。ありがとうございました。

    ―― K. Tさん(男性、66歳、無職、神奈川県在住)

© www.kosmos-lby.com