『ヒーリング錬金術(2) 中世宝石賛歌と錬金術 ― 神秘的医薬の展開 ―』

大槻真一郎[著]、澤元 亙[監修][著]

定価(本体1,400円+税)

ISBN978-4-434-23669-3 C0011

ヒーリング錬金術(2) 中世宝石賛歌と錬金術 ― 神秘的医薬の展開 ―

─真の健康と安らぎを求める現代人に語りかける名講義・シリーズ全4巻─

本書第2 巻は、パワーストーンを讃美する『石について(マルボドゥス著)』『リティカ(作者不詳)』の解読に始まり、ヘルメスの錬金術から「医化学の祖」パラケルススによる錬金術的医学へと展開される神秘的医薬の世界を、人生論を交えつつユニークに解説。

「真の医師は優れた信仰をもたねばならない」

本書の後に続く『ヒルデガルトの宝石論──神秘の宝石療法』および『アラビアの鉱物書──鉱物の神秘的薬効』に、既刊『サレルノ養生訓』と『ヒポクラテス──医療の原点』を加えた冊を通読することによって、読者は、さながら実際に原典講読の授業に参加しているかのような臨場感を感じることでしょう。

鏡リュウジ氏推薦!

「石の中に宿る力は、植物の中に宿る力よりもはるかに大きい」
(マルボドゥス)

【本書の内容】

第1 章 マルボドゥス『石について』(1)

第2 章 マルボドゥス『石について』(2)

第3 章 マルボドゥス『石について』(3)

第4 章 『リティカ』の宝石信仰

第5 章 『リティカ』とプリニウス

第6 章 ヘルメスの術としての錬金術(ヘルメティカ)

第7 章 錬金術のスピリットと宇宙意思

第8 章 記号・図説錬金術の様々

第9 章 実験の精神と抽出の作業

第10 章 パラケルススの錬金術

第11 章 錬金術的宇宙におけるカオスとコスモス

結語 錬金術的人生論

解説:マルボドゥスと『リティカ』について 高橋邦彦


【著者紹介】

大槻真一郎(おおつきしんいちろう)

1926 年生まれ。京都大学大学院博士課程満期退学。明治薬科大学名誉教授。2016 年1月逝去。科学史・医学史家。〔著書〕『人類の知恵の歴史』(原書房)、『科学用語・独- 日- 英・語源辞典・ラテン語篇』、『同・ギリシア語篇』、『記号・図説 錬金術事典』(以上、同学社)など。〔訳書〕『ヒポクラテス全集』(編訳・エンタープライズ社)、テオフラストス『植物誌』(八坂書房)、プリニウス『博物誌(植物篇・植物薬剤篇)』(監訳・八坂書房)、ケプラー『宇宙の神秘』(共訳)、パラケルスス『奇蹟の医書』、同『奇蹟の医の糧』(以上、工作舎)など。


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